0から始めるデザイナーという生き方

0から始めるデザイナーという生き方

実録!脱サラフリーランスでデザイナーを目指してみました

著者 稲川 典章

はじめに フリーランスデザイナーとして生きていく

こんにちは、フリーランスデザイナーの稲川典章といいます。私は39歳という遅い年齢でデザイナーとして独立しました。これを読んでいる方は、これからデザイナー、あるいはフリーランスという生き方を目指している方だと思います。サラリーマンとして組織や団体に属して仕事をして給料をもらうのが当たり前だった時代から働き方は大きく変化しています。私も大学を卒業してからの18年間は、サラリーマンとして働いていました。忙しく毎日を過ごすなかで、「自分の生き方って何だろう?」と漠然とした疑問を持ちながら日々、過ごしてきました。

2018年に思い切ってサラリーマンを退職し、何のあてもないままフリーランスという生き方を選び、独立しました。特にデザイナーとしての経験があった訳でもなく、「楽しそう」という本当にそれだけで開業しました。開業というと大袈裟に聞こえますが、開業することはいたって簡単で、インターネットで書類をダウンロードして税務署に開業届を出すだけです。貯金が多くあったわけではありませんでしたので、とにかく「何か収入を得よう」と行動し、考えたことをリアルに書きたいと思います。

・食べていけるの?

・収入ってどれくらい?

・資本金っている?

・毎日何をしているの?

・デザインの仕事ってどうやって受注するの?

・デザイナーにセンスって必要?

・これからのフリーランスってどうなの?

・サラリーマンと何が違うの?

・楽しい?

こういった、あなたが今興味を持って聞いてみたいであろうことを率直に書きます。フリーランスデザイナーという生き方に少しでも興味がある方は、ぜひ最後までお付き合いください。この書籍の巻末に私がデザイナーとして普段利用しているサービスサイトの情報を掲載しておきます。独立を目指す方は参考になるかと思いますのでぜひご覧ください。

目次

1、「自分」というコンテンツを打ち出す

2、脱サラして、デザイナーとして独立してみました

4、デザイナーにセンスは必要か

3、クラウドソーシャルサービスで仕事を探す

5、デザイナーで食べていけるの?

おわりに これからのフリーランスの生き方

付録 フリーランスデザイナーとして使えるツール